Adobe XDによるクラウドへの同期は不要。Figmaを使用してクラウドで作業しましょう。

すべてのクラウドが同じように作られているわけではありません。デザイナーは、Creative CloudからFigmaへと移行しています。今すぐウェブでデザインを始めましょう。

Adobe XDではなくFigmaを選ぶ理由は?

クラウドでより速く

Figmaを使えば、あなたのファイルはウェブに存在するだけです。もうバージョンの混同は生じません。クラウドと同期する必要もありません。仕事場のコンピュータと個人所有のコンピュータとの間でファイルを転送する必要もありません。

コラボレーション優先

Figmaは、コラボレーションのために作られた製品です。ファイルの共有も簡単で、コラボレーターは適切なフィードバックを行うことができます。コラボレーション機能を既存の製品に追加するのは難しいものです。

どんな小さなことでも

FigmaとAdobe XDの両方を試したデザイナーは、違いは細部にあると言っています。Figmaは、製品の細部にまで気を配っています(ユーザーのことをわかっていますから)。

共同作業でデザインすることに関しては、Figmaは数年先を行っています。
Peakon社のシニアプロダクトデザイナー

でも、Adobe XDもクラウドなのでは?

Adobe XDでは、ローカルファイルを共有するには、Creative Cloudに同期する必要があります。ローカルファイルをさらに更新する場合は、再同期して再共有する必要があります。

また、Adobe XDの共有とクラウドストレージの制限にも着目してください。スタータープランでは、共有ファイルは1つ、ファイルストレージは2GBです。Figmaでは、共有とクラウドストレージは無制限です。

Adobe XDもコラボレーション機能を構築していると聞きましたが...

Adobe XDでのコラボレーションは、Figmaでのコラボレーションとは異なります。Adobe XDでは、ある場所でデザインしても、共有は別の場所で行います。コメントも別の場所にあり、異なる共同編集者からの変更は手動でマージする必要があります。

Figmaはウェブベースなので、デザインファイルはウェブリンクとなり、チーム全体のコラボレーションスペースとなります。

自分のデザインファイルに大勢を入れるのはちょっと...

最初は怖いと思うかもしれませんが、どの程度コラボレーションするのかを自分で決めることができます。Google Docsと同じく、他の人と共有することを選択しない限り、ファイルは公開されません。Figmaのファイルを共有すると、自分のデザインに直接コメントが表示されるので、PDFをエクスポートしたり、フィードバックを集約する必要がありません。

Figmaは速く、ファイルは常に最新です。そして、組織全体でデザインを共有し、コラボレーションを行うことも簡単です。
Twitter社のシニアデザインマネージャー

ウェブベースのアプリは本当にパフォーマンスが高い?

非常に大きな文書をサポートする強力な2D WebGLレンダリングエンジンに支えられて、当社はパフォーマンスに真摯に取り組んでいます。さらに、リアルタイムの更新やシームレスなコラボレーションなど、ウェブには特別な力が備わっています。

でも、PhotoshopやIllustratorを使っているんですが…

やめないでください。当社では、ユーザーは仕事に最適なツールを使用するべきだと考えています。写真の編集なら、Adobe Photoshop。細かいイラストを描くなら、Adobe Illustratorが間違いないでしょう。しかし、UXデザインにはFigmaが最適です。しかも、画像やSVGコードをFigmaに簡単にインポートでき、同時に2つのことを実行可能です。

でも、私は学生なので...

Figmaは、学生や教育関係者には永久に無料で提供されます。もしあなたがFigmaを学習環境でお使いであれば、プロフェッショナルプランを無料でご利用になれます。つまり、あなたとあなたの生徒がどこにいても、Figmaは全員が一緒に学び、勤しむための仮想教室となることができるのです。

Figmaは、未来をデザインしてきました。それは、製品デザインへの現代的なアプローチです。
Medium社のデザインリード